🌙眠れない夜に寄り添う。
― 睡眠のお悩み7タイプと、香りでできる小さなケア ―
「ちゃんと寝たはずなのに疲れが取れない。」
「夜中に何度も起きてしまう。」
「怖い夢ばかり見て、眠るのが少し怖い。」
眠りのお悩みは、誰にでもそっと訪れます。
でも、その“眠れない”の奥には、必ず理由があるんです。
このコラムでは、あなたの夜に寄り添うために
7つの睡眠タイプと、それぞれに合ったアロマのケアをまとめました。
「わたしはどれかな?」と、軽い気持ちで読んでみてくださいね。
① 入眠障害
〜眠ろうとしても、頭が働き続けてしまう夜へ〜
布団に入ったのに、思考がスイッチOFFにならない。
忙しい日や心が慌ただしいとき、よくありますよね。
原因は、心と身体がまだ“昼のモード”のままになっているから。
スマホの光や、気になる明日の予定もひとつの理由です。
🕊 向いている香り
芳樟(ほうしょう)
ラベンダー
オレンジスイート
どれも「大丈夫、もう休んでいいよ」と声をかけるように
呼吸と心拍をやわらかく鎮めてくれます。
② 中途覚醒
〜夜中にふと目が覚めてしまう、あの切なさ〜
一度起きてしまうと、そこから眠れない…。
心も身体も張りつめていた日ほど、こうした夜が増えます。
ホルモンバランス、自律神経、そして“気持ち”。
どれかが揺れているサインかもしれません。
🕊 向いている香り
ローマンカモミール
マジョラム
ローズ
深く抱きしめられたような安心感が、再び眠りへ導いてくれます。
③ 早朝覚醒
〜まだ眠っていたいのに、夜明け前に勝手に目が覚める〜
3〜5時に目覚めてしまうのは、
体内時計が“早めに朝を勘違い”しているサイン。
ストレスや気分の低下が原因のことも。
そんなときは「夜の静けさ」を守るケアが必要です。
🕊 向いている香り
ネロリ
ベルガモット
プチグレン
ふっと心拍が落ち着き、
もう一度まどろみへ戻れるような柔らかい香りたちです。
④ 熟眠障害
〜寝たはずなのに、朝がつらい。眠りの深さが足りない夜〜
「寝た気がしない」「朝から重だるい」
そんな日が続くと、本当にしんどいですよね。
深い眠り(ノンレム睡眠)が足りていないときの典型的なサインです。
🕊 向いている香り
サンダルウッド
ベチバー
芳樟
どれも重心を下へと落とし、
身体ごと“深く沈むように眠る感覚”を自然と呼び戻してくれます。
⑤ 過眠症
〜夜も寝ているのに、昼間も眠い…どうして?〜
ぐっすり寝たはずなのに、日中の眠気がとれない。
それは“夜の眠りの質”が低下しているサインかもしれません。
体のシャキッとスイッチを入れるケアが必要です。
🕊 向いている香り
ローズマリー
レモン
ペパーミント
朝の風のようにすっきりして、
頭に明かりをともしてくれます。
⑥ 概日リズム障害
〜身体の時計がちょっとズレてるだけかもしれません〜
「夜になると元気」「朝がどうしても起きられない」
そんなとき、あなたが悪いわけではありません。
ただ、体内時計が少し乱れているだけ。
ちょっとした“生活のリセット”で戻ってきます。
🕊 向いている香り
ゼラニウム
プチグレン
ベルガモット
揺れたリズムをゆっくり整えてくれる香りです。
⑦ 悪夢
〜怖い夢、追いかけられる夢。眠るのがこわくなる夜に〜
夢の中で走り続けたり、何かから逃げたり。
そんな夜が続くと、眠ること自体が負担になりますよね。
悪夢は脳がまだ緊張状態のまま眠っているサイン。
安心を取り戻すケアが必要です。
🕊 向いている香り
ラブダナム
ベチバー
サンダルウッド
ネロリ
ミルラ
芳樟
どれも心の奥をそっと包み込み、
“ここは安全だよ”と脳に思い出させてくれます。
🌕 おわりに
眠りの悩みは、誰かに話しても伝わりにくくて、
ひとりで抱え込みがちなもの。
でも、どんな眠りにも“理由”があり、
その理由にあった“寄り添い方”があります。
もし今、眠れない夜に立ち止まっているなら、
どうか自分を責めず、
小さな香りの力を借りてみてください。
あなたの夜が、少しでも穏やかでありますように。
香りが、そっと背中を押してくれますように。
